医療機関向けWEB集患の注意点
当社では、現在医療機関様のウェブ集客案件に携わらせて頂いています。WEB集客は医業に於いても有効なツールとなっており、現在注力している医院も多いのではないでしょうか。その中で注意すべき点を以下に記載致します。
注意点
1、WEB業者の選定
リース契約で初期費を安く抑えたいというニーズがあるのか、リース契約でホームページを持たれている医院も多いかと思います。リース契約は、契約期間の縛りがあるだけでなくサイトの所有権はリース元にあるため、自社の資産にはなりません。つまり安く見えるだけで結局は高い買い物をしていると言えます。靴に似ているかもしれないですね。靴も一生履けるような品質の良い靴を買って手入れを行えば、仮に初期で10万円かかったしても30年間履き続けると安い靴を買って何度も履き替えるより実はお得です。
靴と同様にホームページもリースではなく、自社の資産として何年、何十年も使えるように初期費をかけて自社サイトを構築及びメンテナンスする方が費用的にも得られる成果も良いのです。従って、リース契約ではないサイト制作会社にすることが大切です。
2、サイト設計
1番を理解して頂けたら次は、実際の制作会社の選定です。WEBからの集患が目的ですから集客ができるサイト設計である必要があります。そのため、検討している制作会社が目的を理解した上でサイト構築ができるかがポイントになります。このポイントはWEBマーケティングの知見があるかどうかにかかっています。グラフィックデザイナーやイラストレーターがWEBデザインの知識をかじり、サイト制作を受託している場合は、デザイナーの好みや嗜好に応じた自己満足的な見た目だけが良いサイトが出来上がってしまいます。本当に集患をしたい場合は、検索からの自然集客ができる設計をしておく必要があるのです。
3、SEO業者選定
SEOを必要とするかは、商圏人口と競合状況、サービス内容により異なります。商圏人口というのは競合状況と正比例しやすいですが、がんばれば自社で検索対策できるか否かということが一つの基準です。地方立地の医院の場合は、自社でできるケースが多いです。次にサービス内容は、自費診療を扱っているか否かという点が挙げられます。自費診療の場合は、競合状況も激しいため外部のSEO業者を使う方が良いでしょう。その際の選定は、費用対効果に合うかどうかという点と上位表示をさせる力とノウハウがあるかどうかという点です。加えて、ブラックな手法を採用していないという点を勘案した上で選定をされると良いでしょう。
以上、3点の注意点を守って頂ければ目的は達することができるのではないかと考えます。
本を聴く時代へ amazonでAudibleの無料体験をしよう!