CRM:うちでのこづち
久しぶりに記事を書きますが、1ヶ月ほど前にE-Grantさんにお伺いしてきたので、ECのCRMサービスであるうちでのこづちについて少し書きます。
うちでのこづちって?
簡単に書くと顧客動向の分析を数分で行うことができ、その結果を受けて施策を打つことができるサービスです。RFM分析、CRM分析、デシル分析等、エクセルで管理している会社が多いかと存じますが、月間数十時間もかけてデータ抽出、分析を行っています。それらがより正確に、より短時間で行うことができるようになります。
費用については、直接E-GrantさんのWEBサイトで訪ねて頂ければと存じますが、仮説をもとに検証した結果を受けてそのまま施策まで続けることができるという点はEC事業者にとっては、非常に嬉しいのではないかと思います。
CRMというと今まではリピート通販企業、単品通販企業では行ってきていましたが、ゼネラル通販と呼ばれる低粗利業態ではなかなか行うことができていませんでした。セグメントメールや簡単なステップメールすらもカートASPの機能内でしか対応ができていない状況でメールアドレスの疲弊をしてきたのです。無闇にメルマガを打ち過ぎた結果、焼け畑農業のように生きたメールアドレスが残っていない状況になっています。
どの媒体でどのような自社商品を購入した人はどれ位の期間で2度目の購買をすることが多いのか?初回のアクションからどれ位の期間内で引き上げないと2度目以降の購買に繫がらないのか?
広告単価が上昇している中でLTVを最大化させることは、リピート通販や単品通販だけの命題ではありません。適切な時期に適切な人に適切な情報・商品を案内することが必要なのです。
売上=(新規客+リピート客)×客単価×転換率
新規客を獲得するだけの施策だけではなく、リピート客をいかに増やすかに目を向けてみては、いかがでしょうか。
最近では、マーケティングオートメーションサービスを提供する事業者さんも増えてきており、データ抽出・分析・施策はシステマティックにスピード良く運用されています。今後も導入企業が増えてきてこの部分に充てていた人員が不要になる時代も来ると感じます。
結論
自社のお客さんを知りましょう。