アパレル通販(EC)のサイズ問題
かなり久々の投稿ですが、アパレルEC業界のサイズ問題について書きます。
経済産業省が2016年に発表した”平成 28 年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)”を参考とした場合、BtoCアパレル市場規模は、13兆9,954億円です。
この内、電子商取引(EC)の割合は1兆5,296億円です。電子商取引化率は10.93%となります。今後、益々リアルショップの市場規模が減少することが予想されますのでECが支えたとしても全体としては減少を続けるていくことになります。
サイズ問題をクリアにするサービス
先般、ZOZO TOWNを運営するスタートトゥデイ社が発表したZOZOスーツは更にリアルショップの市場規模縮小の一助になるかもしれません。アパレル通販と言えばサイズ感が一番のネックだったと言えます。特に靴や大きいサイズ関連のアイテム、海外製品は一度試着をしてサイズを確認したいというニーズを今まで完全にクリアにすることができていませんでした。
しかしながらZOZOスーツはサイズの問題をクリアにしてしまうかもしれません。この結果、リアルショップに足を運ぶのはショールームとしての役割とウィンドウショッピングの役割に落ち着くのではないでしょうか。もちろん、お店に足を運ぶ目的を創れているショップは問題ありません。
服を買うという行為そのものは、わざわざお店に足を運ばなくても快適に通販でできてしまうということですね。
サイズの問題を概ねクリアにするサービスも出てきており、大手ショップやモールはすでに導入をしています。例えば、オンラインフィッティングのunisizeやvirtusizeといったサービスです。あくまで私見ですが、機能やポテンシャル的にはvirtusizeの方が2017年11月現在では上かもしれません。
分かっているけどインターネットは苦手、スマホはちょっと、、、なんて言ってる場合じゃありませんね。
結論
日本の場合、AR、ABR、BR体型やらで各々のメーカー/ブランドの裁量で規格の範囲内で製造しているが、世界統一規格とサイズ表記統一がなされたらこんなにややこしくないのに、、、